2010年8月30日月曜日

第五部外伝 Resumeって良いな( ´艸`)編

自分なりのなぜResumeが大切か、柄にもなく真面目にをまとみてみた。

※注意※
以下の内容はあくまで個人的意見なので、まぁそういう意見もあるわな程度の
広い心でお読みください。

第五部外伝 Resumeって良いな( ´艸`)編

まずはジェネラリストとスペシャリストというのをざっくりわかりづらく説明します。

 -ジェネラリスト-
「ぼく算数だけじゃなくて国語も理科も社会も、勉強は得意です。( ̄ー ̄)ニヤリッ」的な、普段の授業をそつなくこなせる万能タイプ。

-スペシャリスト-
 「わしゃ勉強は好かんが体育だけは5じゃ!!(#`皿´)ゴルァ!!」的な、運動会の時だけ頼れる番長タイプ

わかりやすい説明は、困った時の北田さんブログでw

つまりはモデリングからコンポまで一連の流れをこなせるジェネラリスト、ひとつのポジションに高い技術を持ったスペシャリストですね。

こっから真面目↓

まず、よく言われる海外の大手プロダクションはジェネラリストが好まれず特化したスキルを持っているスペシャリストが仕事が得やすい。というのは事実です。

プロダクションの募集ページを見てもほとんどがスペシャリスト募集だと思います。

なのでResumeで気をつけないといけないのは、自分がジェネラリストかスペシャリストかをしっかり相手に伝わるように書くことが大事です。
あいまいに自分のスキルや職歴、使えるソフトを羅列するだけのResumeだとスペシャリストとして応募しても、どういったスキルがあるかが読めないのでジェネラリストととられる可能性があります。
それだともちろんResumeの段階で通らない場合も。

その時、書き方の一例として教えられたのが・・・。
たとえば実務経験を通してソフトのオペレーションをしっかり理解していること示す。出来るだけ見易さを追求し、パッと見た瞬間に記載されている経験やスキルが目に飛び込んでくるような見た目にするとなお効果的。さらに、スペースに余裕があり、DemoReelに該当部分があれば、そこを特定できる記載をしておくのも良い。
例: (Please refer: [Demo#1] 1:30 - 1:45)
要は少しでもDemoReelに興味を持たせる釣りってやつ?
あとJune 2006 - September 2006. という形にして、具体的にどれだけの月数がかかったのかわかるようにする。なぜなら雇用者としては、そのプロジェクトのリリースの年よりも、プロジェクトに要した期間の方が参考になる数字となってくるから。
とにかく、DemoReelを見てもらえないことにはどうにもならないので、「この人はスキルはあるんだろうな」と思わせることだけを最優先にする。

という感じでした。

正直ぼくのResumeはそこまでやったかといったらやってませんw ショボ━(´・ω・`)━ン

まぁできる限りやっといて損はないかと・・・。

ただ学生さんの場合の多くはResumeでスペシャリストと明記したとしても現場経験がないので突出したスキルがない限り即戦力のスペシャリストとしてはいささかパンチ力に欠けるというのはあります。
現に今年のシーグラフのジョブフェアーでは学生というだけでプロダクションに全く相手にされなかったということもあったそうです。

『ではなぜスペシャリストが優遇されるのか?』

その理由としては大型のプロジェクトをやるプロダクションの雇用事情があります。

例えば雇う側として、なにか難しい映画のエフェクトの仕事がいくつかあるとすると、雇うアーティストの優先順位はやっぱりその仕事をこなすのに必要な人材を雇います。
となるとその難しいエフェクトに特化したスキルを持っている人を数有るResumeの中から選択する事になります。
最近の海外のプロダクションのトレンドとしては、正社員をごく少数におさえ、仕事が入れば契約社員をやとい、プロジェクトが終わればまた正社員のみのスタッフにするというのが常なので、結局ジェネラリストを雇う機会というのがほぼなくなります。

なので今の海外の傾向としてはスペシャリスト、つまり忙しい時に頼れる番長タイプを探しているところが多いというわけです。

ただ、日本のプロダクション出身のスキルが広いのはもちろん逆にプラスで、元日本のプロダクションの優秀な日本人は海外にたくさん居るため、ジェネラリストでもResumeから一つ一つのスキルが浅くなく何でもできる優秀な人ととられれば、プロダクションもそういった人は探しているはずです。

そして僕の知る限りの流れとしては。(実際の某海外大手映像プロダクションの場合)

1- Resume&DemoReelを人事の人が見る
   (人事部の人はプロダクションから、例えば今走っているこの映画はどういったスキルのResume&DemoReelを探せと言われています。)

2-1を通れば今度はそのプロジェクトに携わっているアーティストにResume&Demoがまわってきます。

3-2を通ればおそらく人事部から面接要求のメールが帰って来ます。

4-そして面接、それを通ればオファー

といった流れです。

これを見ても分かる通り
頑張ってDemoReelつくっても、それを見る段階はResumeがしっかりしていることが第一条件だとおもっても良いと思います。

Resumeって以外に大切なんです。

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